外壁塗装塗料の種類4選!塗料の種類の選び方について解説

外壁塗装塗料の種類4選!塗料の種類の選び方について解説

外壁塗装は、建物の見た目を蘇らせるだけではなく、建物に耐久性を与え、寿命を延ばしてくれます。一般的に、10年から15年が塗り替えの目安と言われている住まいのリフォームです。外壁塗装は塗料の種類によって、費用や見た目、機能性などが異なります。そこで本記事では外壁塗装塗料の種類4選と、塗料の種類の選び方を解説します。

外壁塗装塗料の種類その1:シリコン塗料

シリコン塗料は、一般家庭の外壁塗装によく利用される塗料です。価格や性能、耐用年数などのバランスもよく、コストパフォーマンスのよい塗料だと言えます。新築後初めて外壁塗装する方も、シリコン塗料を選択すれば、失敗の心配はありません。

シリコン塗料のメリット

シリコン塗料のメリットは、耐久性が高く、耐用年数が長いので、長持ちすることです。そのほか光沢やツヤがあるので、見た目もきれいに仕上がります。汚れがつきにくい、商品ラインナップが豊富な点も、シリコン塗料のメリットです。

シリコン塗料のデメリット

ほかの塗料に比べて、塗装後、乾燥塗膜が硬いため、ひび割れしやすくなります。また価格はアクリル塗料に比べると高価です。

外壁塗装塗料の種類その2:アクリル塗料

アクリル塗料は、耐用年数は長くありません。しかし、価格が安いため、塗装面積が広い大きな邸宅で、外壁塗装の費用をおえたい方にはおすすめです。アクリル塗料は、1950年頃から製造が始まり、発色のよい画期的な塗料として人気を集めてきました。しかし、近年は、機能性や耐用年数のある塗料が開発され、アクリル塗料の需要は少なくなっている傾向にあります。

アクリル塗料のメリット

アクリル塗料の最大のメリットは価格の安さです。カラーバリエーションも豊富です。狭い箇所を自分で塗装するなど、使用用途や箇所によっては、稀薄や攪拌しやすいのでおすすめします。

アクリル塗料のデメリット

紫外線に弱いため劣化が早く、耐久性に欠けるのがアクリル塗料のデメリットです。数年で塗膜の光沢がなくなり、変色や褪色が目立ちます。

外壁塗装塗料の種類その3:フッ素塗料

フッ素塗料は耐用年数が長く、長持ちする塗料です。そのため塗装工事のための休業や通行規制を避けたい商業施設によく利用されます。シリコン塗料の耐用年数が10~15年と言われているのに対し、フッ素塗料の耐久年数は15~20年と言われています。

フッ素塗料のメリット

フッ素塗料のメリットは、耐久性・耐候性の高さです。隙間をつくらず外壁に密着し、長期間、風雨にさらされる外壁をしっかりガードします。紫外線への耐候性も高く、色あせや劣化の進行を抑えられる塗料です。そのほか下記のようなメリットがあります。

  • 光沢があり美しい
  • 塗膜に防藻性や防カビ性がある
  • 耐摩耗性が高く、長期間光沢を保てる
  • 酸性雨にも強い

フッ素塗料のデメリット

値段が高いのは、フッ素塗料のデメリットです。また塗膜が硬いのでひび割れしすいという問題もあります。

外壁塗装塗料の種類その4:無機塗料

無機塗料は、有機物をほぼ含まない塗料です。劣化が遅く、寿命の長さがこの塗料の特徴になります。外壁塗料の中では、最も耐用年数が長く、長持ちさせたい方におすすめです。費用は安くありません。しかし、メンテナンスの周期を考えると、コストパフォーマンスがよい塗料だとも言えます。無機塗料には、いくつか種類があり、少しでも無機物が含まれていれば、無機塗料としている悪徳な業者もいます。無機塗料を選ぶ際には、信用できる塗装業者を選んで、選択するようにしましょう。

無機塗料のメリット

無機物は紫外線で劣化しません。そのため非常に長い耐久性を持っています。耐久性があり耐用性の長さは、無機塗料の最大のメリットです。またカビや菌類の発生も抑える性能があります。

無機塗料のデメリット

デメリットは、費用が高いことです。また無機塗料の成分は、ガラスや鉱物のようなものなので、たとえば地震などの地盤の動きで、塗膜がひび割れすることもあります。

塗料の種類の選び方

外壁塗装に使用する塗料は、信頼できる塗装業者に依頼し、建物や環境を見てもらい、選んでもらうのが一番よい方法です。しかし業者と相談する上で、施主側もある程度の知識は必要です。この項では知識として知っておきたい、外壁塗装に使用する塗料の種類の選び方を解説します。

機能性を考える

塗料の種類によって、機能性が異なります。遮熱機能や断熱機能のある塗料を使うと、冷房代や暖房代の節約が可能です。そのほか下記のような機能を持つ塗料もあります。

  • 遮熱機能:空調代が抑えられる
  • 光触媒機能:きれいな状態が長持ちする
  • 防藻・防カビ機能:藻やカビ、コケの発生を防止できる

色やツヤを考える

外壁塗装の塗料は、製造している各メーカーによっても色やツヤが違います。色やツヤは、外壁の見た目だけではなく、耐久性・撥水性、汚れにくさにも関わってきます。業者にしっかり要望を伝えて、相談すれば基本的に間違いはありません。

コストパフォーマンスを考える

外壁塗装工事にはある程度まとまったお金が必要です。外壁塗装の費用は、選んだ塗料によっては、数十万円の差がでます。安く塗装をしたいと思うのは、だれでも一緒です。しかし、値段だけで選んでしまうと、何度も塗り替えが必要になることもあります。多少費用が高くても、耐用年数の長い塗料を使用する方が、コストパフォーマンスが高くなることでしょう。住んでいる環境などを考えて、コストパフォーマンスのよい塗料を選ぶのが賢明です。

まとめ

外壁塗装塗料の種類4選と、塗料の種類の選び方を解説してきました。外壁塗装は塗料の種類によって、見た目も、機能性も、耐用年数も違います。外壁塗装の際は、信用のできる塗装業者に依頼し、業者の方に要望をぶつけて相談しながら、環境と目的に合った塗料を選択しましょう。

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